戸塚区公開 /更新
エコキュートの搬入経路。戸塚区の高低差のある家で確かめること
エコキュートの貯湯タンクは、満水で約400〜600kgになります。起伏の多い戸塚区の住まいで、設置の前に確かめておきたい搬入の経路、置き場所、基礎と電気の条件をまとめました。

エコキュートは、空気の熱でお湯を沸かし、タンクにためて使う給湯機です。ガス給湯器と違うのは、その大きさです。背の高い貯湯タンクと、エアコンの室外機に似たヒートポンプユニット。この2つを置く場所と、そこまで運ぶ経路が要ります。
戸塚区は、起伏の多い地形に住宅地が広がる区です。区の中央を流れる柏尾川のまわりに低地があり、それを起伏に富む台地が囲んでいます。道路から玄関まで階段を上がる家、建物の裏が一段低くなっている家。こうした敷地では、エコキュートを「置けるか」より先に、「運べるか」を確かめる必要があります。
貯湯タンクは、満水で約400〜600kg
日本冷凍空調工業会は、貯湯タンクは満水のとき約400kg〜600kgの重さになり、しっかりした基礎が必要だと案内しています。4人家族なら、370リットルのタンクが一般的です。
運ぶときはタンクは空ですが、それでも人の背丈ほどある大きな機器です。置いたあとは、お湯の重さが加わります。運ぶ経路と、支える土台。この2つがエコキュートの設置の要点です。
確かめること1:搬入の経路
門から設置場所までを、実際に歩いて確かめます。
- 門や通路の幅は、タンクが通るだけあるか
- 途中に、直角に曲がる場所はないか
- 階段や段差は、何段あるか
- 頭上に、ひさしや配管が出ていないか
戸塚区内には、幅4メートルに満たない道路が各所にあります。家の前にトラックを停められない場合は、離れた場所から手で運ぶ計画を立てます。
通路が狭くて通らないときも、あきらめる必要はありません。奥行きを抑えた薄型のタンクや、幅の細いスリム型のタンクがあります。
確かめること2:置き場所
ヒートポンプと貯湯タンクの両方を置けるスペースが必要です。本体の寸法に加えて、工事と点検のための空きも見ておきます。
置き場所を決めるときは、音にも気を配ります。エコキュートは夜間に運転するため、隣家の寝室の窓のそばは避けます。斜面に建つ家では、隣の家の窓が思わぬ高さにあることがあるので、現地で確かめます。
確かめること3:基礎
重さを支えるために、コンクリートの基礎をつくり、タンクをアンカーボルトで固定します。強度の足りない基礎は、タンクの転倒や沈下につながります。
もともと土だった場所や、斜面を埋めてつくった場所に置く場合は、地面の状態を見て基礎の方法を決めます。
確かめること4:電気と排水
エコキュートには、単相200Vの電源工事と、専用のブレーカーが必要です。分電盤に空きが無いときは、分電盤の交換や配線の工事が加わります。
タンクの排水口からは、沸き上げのときに水が出ます。この水を流す排水の配管も、設置の前に経路を決めておきます。
置けないと分かったときの、別の選択肢
現地を見た結果、エコキュートの設置が難しいこともあります。その場合の候補が、ハイブリッド給湯器です。リンナイの ECO ONE は、タンクが160リットルと70リットルで、エコキュートより小さく収まります。高効率のガス給湯器(エコジョーズ)に替える方法もあります。
横浜総合住設は、戸塚区深谷町にオフィスがあります。現地調査では、搬入の経路から基礎、電気、排水までを確認し、置ける機種だけをご提案します。くわしくはエコキュート交換・設置のページと、戸塚区の住宅設備・リフォームのページをご覧ください。
この記事に関する質問
家の裏まで通路が狭いのですが、エコキュートは置けますか?
通路の幅と、途中の曲がり角によります。薄型やスリム型のタンクなら置ける場合があります。現地で通路と設置場所の寸法を測って判断します。
ガス給湯器からエコキュートに替えるとき、ガスの手続きは必要ですか?
ガス給湯器と配管を撤去するときは、ガス事業者への事前の連絡が必要です。ガスの使用を完全にやめる場合は、契約の解除の手続きも行います。
エコキュートの音は、近所の迷惑になりませんか?
ヒートポンプは夜間に運転するため、置き場所への配慮が必要です。隣家の寝室の窓の近くを避けるなど、現地で向きと位置を検討します。
出典・参考にした公式情報
- 日本冷凍空調工業会:既設のガス給湯器から家庭用ヒートポンプ給湯機へ交換する際の注意点(2026年10月6日に確認)
- 日本冷凍空調工業会:家庭用ヒートポンプ給湯機の上手な選び方(2026年10月6日に確認)
- 横浜市:都市計画マスタープラン戸塚区プラン(2026年10月6日に確認)
制度の内容や受付状況は変わることがあります。最新の情報は、各公式ページでご確認ください。
