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エコジョーズのドレン排水、横浜市ではどこへ流す?
エコジョーズは、運転中にドレン水が出るガス給湯器です。この水をどこへ流すかは、自治体によって扱いが違います。横浜市の排水の決まりと、交換の前に確かめる点をまとめました。

ガス給湯器を交換するとき、「エコジョーズにしませんか」と提案されることがあります。ガスの使用量を抑えられる高効率の給湯器ですが、従来型には無かった確認点がひとつあります。運転中に出る水、ドレン排水です。この水の流し先は、自治体によって扱いが違います。横浜市の場合を見ていきます。
エコジョーズから水が出る理由
従来のガス給湯器は、お湯を沸かしたあとの熱い排気を、そのまま外へ出していました。エコジョーズは、この排気の熱を、二次熱交換器という部品で回収して、お湯づくりに使います。
熱を回収すると、排気の温度が下がり、中の水蒸気が水に変わります。これがドレン水です。構造上、運転している間は水が出続けます。
リンナイの説明では、その量は、機種や使用条件によって1分あたり約60cc〜最大約100cc。水温の低い冬に、もっとも多くなります。
酸性の水を、中和してから流す
ドレン水は酸性です。そのまま流すと、配管やコンクリートを傷めます。そこでエコジョーズの中には、中和器が入っています。ドレン水は、この中和器を通って中和されてから、外へ排水されます。
中和器は消耗品です。使い続けると中和する力が落ちるため、交換が必要になります。
流し先は「汚水」が原則
中和したあとの水を、どこへ流すか。ここが工事の要点です。
ドレン水は、下水道法では「汚水」にあたります。原則は、台所や浴室の排水と同じ、汚水の経路へ流します。雨どいや側溝につながる雨水の経路へ流してよいかどうかは、地域ごとの決まりによります。
横浜市の決まり
横浜市は、排水設備の基準をまとめた「横浜市排水設備要覧」で、エコジョーズ(潜熱回収型ガス給湯器)のドレン排水の取り扱いを定めています。
- 原則は、汚水系統へ排水する
- ただし、日本ガス機器検査協会(JIA)の認証を受けた機器であれば、雨水系統の排水設備へ排水することを認める
- 側溝などへ直接流す場合は、水が飛び散ったり、あふれたりしないよう配慮する
つまり横浜市では、認証を受けた機器を選べば、近くに汚水の配管が無い場所でも、雨水の系統を使ってエコジョーズを設置できる道があります。
交換の前に、現地で確かめること
決まりの上では流せても、実際に配管を通せるかは、家ごとに違います。
- 給湯器の近くに、汚水の配管や雨水のますがあるか
- そこまでドレン配管を、勾配を付けて通せるか
- 通路をまたぐ場合、つまずかない納め方ができるか
- マンションのパイプスペースの場合、配管を出す経路があるか
パイプスペースの中に設置している給湯器は、ドレン配管を外へ出すのが難しいことがあります。その場合のために、いまある追いだき配管を使って、浴室の中へ排水する機種が用意されています。
排水の経路が決まれば、機種が決まる
エコジョーズへの交換は、機種のカタログを見るより先に、排水の経路を確かめるところから始まります。経路が取れれば、あとは号数と機能を選ぶだけです。
横浜総合住設では、現地調査で排水の経路を確認したうえで、設置できる機種をご提案しています。給湯器の種類と選び方は給湯器交換のページに、横浜市内での工事については横浜市の対応エリアのページにまとめています。
この記事に関する質問
ドレン水は、そのまま地面に流してはいけないのですか?
ドレン水は、下水道法では「汚水」にあたります。原則は、汚水の経路へ流します。横浜市では、認証を受けた機器であれば、雨水の系統の排水設備へ流すことが認められています。
マンションでも、エコジョーズに交換できますか?
パイプスペースに設置している場合、ドレン配管を通す経路が無く、難しいことがあります。おいだき配管を使って浴室へ排水する機種もあるので、現在の型番と設置の状況を確認します。
ドレン水は、どのくらい出ますか?
リンナイの説明では、機種や使用条件によって、1分あたり約60ccから最大約100ccです。水温の低い冬に、もっとも多くなります。
出典・参考にした公式情報
- 横浜市:横浜市排水設備要覧(2026年10月6日に確認)
- リンナイ:エコジョーズのドレン水の量はどのくらい発生しますか?(2026年10月6日に確認)
- リンナイ:ドレン水の処理は「汚水」と「雨水」どちらですか?(2026年10月6日に確認)
- ノーリツ:エコジョーズについて(2026年10月6日に確認)
制度の内容や受付状況は変わることがあります。最新の情報は、各公式ページでご確認ください。
