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ウッドデッキは下地で決まる。整地・防草シート・束石の役割
ウッドデッキの持ちと使い心地は、床板の下で決まります。整地、防草シート、束石。完成すると見えなくなる3つの工程の役割を、実際の施工写真に沿って説明します。

ウッドデッキを考えるとき、目が行くのは床板の色や素材です。けれども、デッキが長く平らなまま使えるかどうかは、その下の地面で決まります。完成すると見えなくなる部分に、どんな手をかけるのか。横浜総合住設が施工した現場の順番に沿って、3つの工程を説明します。
工程1:整地 ── 平らにして、水の行き先をつくる
最初に、デッキを置く場所の草と石を取り除き、土をならして平らにします。
ここで大事なのは、水です。雨水がデッキの下にたまると、湿気がこもり、床を支える足元を傷めます。地面にゆるい傾きを付けて、水が外へ流れるようにします。
敷地の中に排水ますがある場合は、その位置を確かめます。デッキで完全にふさいでしまうと、詰まったときに点検ができません。あとから開けられるように計画します。
工程2:防草シート ── 手が届かなくなる前に
平らにした地面の全体に、防草シートを敷きます。光をさえぎって、草が育つのを防ぐためのシートです。
デッキの下は、日が当たりにくく、草は生えにくいと思われがちです。実際には、床板のすき間から入るわずかな光でも、草は伸びます。しかも、デッキができたあとは、下に手を入れて草を抜くことができません。
シートは、すき間ができないよう重ねて敷き、端をしっかり留めます。排水ますのまわりは、形に合わせて切り抜きます。
工程3:束石 ── 高さをそろえる土台
シートの上に、束石を並べます。束石は、デッキの床を支える短い柱(束)を載せる、コンクリートの土台です。
束石の役目は2つあります。
- デッキの重さを、広い面で地面に伝える
- 柱の足元を地面から離し、湿気から守る
束石は、等しい間隔で並べ、すべての高さをそろえます。ここがそろっていないと、床が波打ったり、歩くたびにきしんだりします。地面の傾きに合わせて、石ごとに高さを調整していく、根気のいる作業です。
そのあとに、骨組みと床板
束石の上に柱を立て、骨組みを組み、床板を張ります。庭へ下りる側にはステップを付けると、出入りが楽になります。室内の床との段差が小さくなるよう、デッキの高さを決めるのもこの段階です。
整地から完成までの写真は、ウッドデッキ設置の施工事例でご覧いただけます。土のままだったスペースが、防草シートと束石を経て、ステップつきのデッキになるまでの様子です。
使われていない土のスペースを、床に変える
建物の横やフェンスの内側に、使い道のない土のスペースがある家は少なくありません。草むしりだけが必要な場所です。そこをデッキにすると、雑草の手入れが減り、洗濯物を干したり、外で過ごしたりできる床になります。
下地から整えるウッドデッキの工事や、庭木の剪定、雑草対策については、造園・外構工事のページをご覧ください。現地で寸法と地面の状態を確認してから、お見積もりをお出しします。
この記事に関する質問
ウッドデッキの下に、防草シートは必要ですか?
敷いておくことをおすすめします。デッキの下は、完成すると手が入りません。あとから草が伸びると、床板のすき間から出てきたり、湿気がこもったりします。
土の上に、そのままデッキを置いてもよいですか?
おすすめしません。土は雨でやわらかくなり、重さで沈みます。束石で足元を支え、高さをそろえることで、床の傾きやきしみを防ぎます。
建物の横の細いスペースにも、デッキは作れますか?
地面を平らに整えられ、水はけが確保できれば作れます。当社では、建物の横のスペースにステップつきのデッキを設置した事例があります。
